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ホームページ作成会社の本音を告白!ホームページ作成依頼時の注意点とは?

ホームページ制作会社の選び方

2019.09.20

初めてホームページを作成する場合やホームページをリニューアルしたい場合に事前にしっかり把握するべきポイントを本コラムでは惜しむことなくまとめています。正直私もできることならクライアントに知られたくないことまで紹介しています(笑)

ですが、より多くの方にホームページ作成前から失敗することなくしっかり成果に繋げていただけるよう、今までの経験をもとに紹介していきます。

これから初めてホームページを作成する方や今のホームページをリニューアルして成果を出したいとお考えの方には役立つ情報を余すことなく紹介していますので、ぜひ読み進めてみてください。

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ホームページ作成依頼の相場価格

これからホームページ作成の依頼を検討して、いろいろなサイトを見ていると料金帯やプランが多くて迷った経験がありませんか?

企業やフリーランスによってホームページ作成の内容や料金もバラバラなため、どこに依頼すれば失敗せずに目的に合ったホームページが作成できるのか?まずは料金の視点から紹介していきます。

企業に依頼した時の相場価格

企業としてホームページ作成を請け負っている場合には大体50万~150万程度が相場価格と言われています。100万円の開きがありますが、ホームページに求める機能やページ数、コンテンツのクオリティによって金額も異なります。

名刺程度に作成したい:50万円前後

集客のために作成したい:80万円~150万円前後

企業からは大体このような料金帯で提案されることが多いです。

ですが、150万前後になる場合はページ数が20~30ページ以上あり、コンテンツも多くなる場合がほとんどで最初に10~15ページの内容であれば80万円~100万円の間に収まるでしょう。

また、100万円一括支払いが難しい場合にはリースやビジネスローンを企業が提案することもありますが、借金になるため、設備などの導入で融資を受ける場合には要検討が必要です。

フリーランス(個人)に依頼した時の相場価格

フリーランスとしてホームページ作成を請け負っている場合には10万円~50万円程度が相場価格と言われています。企業と比べるとかなり安価に作成ができて、かつクライアントに合わせた柔軟な対応ができることも特徴のひとつです。

ですが、その一方で注意も必要です。単純に経費(家賃や人件費など)が企業と比べてかかっていないため、ホームページ作成を安価に提案している場合は問題ありませんが、私の経験では、品質に大きな開きがあります。

事前に今の制作実績や過去の会社で制作してきた実績を見せてもらうだけでなく、一括で支払うのではなく、着手金を支払った後にトップページのデザインを見せてもらってください。

ホームページ作成会社の本音とは?

ホームページ作成会社(フリーランスも含む)の本音ですが、なかなかクライアントには伝えらない内容を紹介します。

ホームページ作成料金について

まず、料金についてですが、正直なところ先述した相場価格もあってないようなものです。形がないものなので仕方な一方、品質のわりに高額になっているケースも多々あります。

ホームページ作成会社が最初に提出する見積もりは後から値引きできるよう、リスクヘッジのため、やや高めに出されていることが多いです。

また、「ホームページ作成パック」みたいな文言でまるっとひとまとめにされていることもありますが、この場合はより細かい見積もりを再提出してもらいましょう。

また、同じような作業を2つの項目に分けて記載されていることもありますので、セカンドオピニオンとして他の会社からも見積もりをもらって比較してみてください。

気になる項目はしっかりと作成会社に聞いて、納得した上で依頼することが大切です。

作成内容について

次にホームページの作成内容についてですが、できる限り工数を抑えたいという本音があります。デザイナーやエンジニアは同時に複数の案件を抱えていることが多いです。そのため、1日でも早く納品して案件を手離れさせたいと考えています。

もちろん、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮することを考えているので、よっぽどでなければ見るに耐えない低品質なホームページが納品されることはありません。

また、作成途中ではデザインのイメージを共有されることがありますが、この時に気を付けたいことは本当に集客が実現できるようなコンテンツが配置されているか確認することです。特にホームページ作成後、運用を請け負っていない会社の場合には内容を軽くしようとテンプレートに近いようなコンテンツで作成されていることがあります。

そのため、打ち合わせ時に共有した内容がしっかりと反映されているかどうか確認しましょう。可能であれば実際の顧客に見てもらうのもおすすめです。

ホームページ作成依頼時の注意点

では実際にホームページ作成の委託先決定後、どのようなことに注意して進めていくべきか紹介していきます。

特に初めてホームページ作成を委託される方は最低限下記のことに注意を払って進めていくと、失敗を未然に防ぐことができ、事業に貢献できるホームページ作成に繋がります。

制作ディレクターがどのような情報を集めているか

契約後はディレクターと言われるホームページ作成において全体の指揮を執る人が中心となって打ち合わせを行います。ディレクターの手腕によってホームページの品質は大きく変わりますので、彼らがどのような仕事をするかが大きな分かれ道となります。

また、ディレクターがどのような情報を集めてホームページ作成の指揮を執っているかもとても重要で、分かりやすいところではクライアントとの打ち合わせ時でどのような情報を引き出そうとしているかという点です。

ただ単純にサービスや商品の内容、価格、会社概要等をヒアリングしているだけでは、他社を追随するようなホームページは作れません。

競合他社がどのようにホームページで情報発信しているかをリサーチし、その情報をもとにどのようにクライアントの強みや特長を活かしていくかヒアリングしながら提案することが制作ディレクターには求められます。

事前に考えておくべきこと

では制作ディレクターとの打ち合わせをする前にどのようなことを考えておけば失敗せずよりホームページ作成を成功に導いていけるかを5つ紹介していきます。

事業やサービスはどのようなコンセプトなのか

コンセプトは競合他社と差別化できる大きなポイントでホームページ作成のベースとなります。ホームページのコンテンツやデザインもコンセプトをベースに設計していきますので、すでに事業を始めている場合はコンセプトが固まっていることもありますが、改めて打ち合わせ前にはまとめておくといいでしょう。

どのような人たちにサービスを利用してほしいか

ターゲットやペルソナになります。ホームページは幅広い層のユーザーに訴求することはコンテンツがぼんやりしてしまうリスクがあります。

そのため、WEBからは「こういう人を集めたい」ということを打ち合わせで伝えられるようにしておけば、ディレクターがキーワードや市場等を加味して現実的に集客できそうかリサーチしてくれるかと思います。

ターゲットのどのような悩みを解決できるか

ここはユーザーが一番求めているコンテンツです。

ざっくり自社のサービスや商品でどのような悩みを解決できるか?どのような価値を提供できるか?をまとめておくといいでしょう。

打ち合わせではディレクターも一緒に掘り下げていき、方向性を決めていきます。

どのような写真や画像を使用したいか

写真や画像は文章より会社やお店のイメージを伝わる場合が多いです。

特にユーザーが流入してきたページの最初の写真や画像はその後ページを読み進めるかどうか直観的に判断されます。

フリー素材を多用しているページをよく見かけますが、他のサイトでも使用されているケースが多いので、多用することは控えましょう。

写真や画像は設計したコンテンツに合わせて決めていきますので、事前に完璧に用意することは難しいですが、事前に検索順位上位の競合サイトを見て、「こんな感じの写真と画像を使いたい」というのは用意しておくと打ち合わせもスムーズに進められると思います。

誰がホームページを管理するのか

ホームページは作成後、どのように運用してくかが勝負の分かれ道となります。

コンテンツは誰が更新していくか?アクセスは誰がモニタリングしていくか?課題や問題は誰が洗い出して施策を考えるか?等、イニシアティブを握る担当者を事前に決めておきましょう。事前に間に合わない場合は制作期間中でも構いません。

スタートダッシュを決めるためにリリース後からしっかりと走り出せるように準備していくことがとても重要です。

自社で賄えない場合は外注することもおすすめです。新しく運用担当は雇用するよりかは短期的にはコストが削減できます。

企業とフリーランスのどちらにホームページ作成を依頼するべきか

今まで相場価格やホームページ作成前に準備することを紹介してきましたが、実際に依頼するにあたって企業に依頼するべきなのか?フリーランスに依頼するべきなのか?メリットとデメリットを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

企業に依頼するメリット・デメリット

メリット

①水準以上の品質を期待できる

②取引に安心ができる

③それぞれの工程で分業されている

一般的な企業であれば営業・ディレクター・デザイナー・エンジニア・サポートで分業されているため、それぞれ高品質なサービス提供が期待できます。

デメリット

① 作成料金が高額になるケースがある

② 柔軟な対応を期待することが難しい

③ 機械的なコミュニケーションになりやすい

高品質なサービスが期待できる一方で企業の場合は人件費や家賃等、コストがかさんでいることが多いため、ホームページ作成料金も高額になりやすいです。また、細かな修正も費用がかかりホームページ作成後も一定の予算を毎月考えておく必要があります。

フリーランスに依頼するメリット・デメリット

メリット

① 相場価格より安価に依頼できるケースがある

② 要望や状況に合わせた柔軟な対応を期待できる

③ 近い距離間でコミュニケーションを取りやすい

フリーランスや個人事務所の場合は少数精鋭で行っているため、高品質なサービスを気軽に利用できることが多いです。また、クライアントの要望や状況に合わせて制作内容や工程、料金等は柔軟に対応できるケースが多いです。

デメリット

① フリーランスによって品質にムラがある

② 契約周りがしっかりされていないケースがある

③ 不得手な分野も自分でまかなっていることがある

現在では気軽にホームページ作成を依頼できる一方、誰でも作れるため、品質には大きなムラが生じています。正直なところクラウドソーシングの場合は文面だけのコミュニケーションになりがちで、要望や状況等を伝えにくく思っていたものとギャップが生じることが多いです。

そのため、対面やオンライン、電話等でもコミュニケーションが取れるフリーランスに依頼することをおすすめいたします。

ホームページ作成前には無料相談がおすすめ

ホームページ作成を検討した時には事前に制作会社やフリーランスに相談して方向性をある程度固めた上で依頼するといいでしょう。

打ち合わせは契約後に設けている場合が多いですが、無料相談を実施している制作会社やフリーランスもあります。

ポエムストーリーズでも無料見積もりだけでなく、事前に無料相談を実施して、クライアントの現状や要望等を加味して、WEB戦略を固めた上でホームページ作成を進めています。

しっかりとお互い納得した上で作成をスタートさせることがとても重要です。

コラム執筆者

ポエムストーリーズ 代表 水谷竜也

連絡先:080-7019-0314