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【個人事業主必見】成果が出るホームページ制作ガイド

ホームページ制作ノウハウ

2019.09.12

今では、無料で使えるホームページ作成ツールもあり、誰でも気軽にホームページを開設できる時代になりました。ホームページを持つだけであれば、1日もかからず公開できます。しかし、実際に事業を成り立たせるために本当に集客ができるホームページを作るためには、戦略的コンテンツを構成していく必要があります。また、そのために、「顧客分析」「競合分析」「自社分析」といったマーケティング活動も欠かせません。

しかし、大企業のようなマーケティング活動には多くのリソースを確保する必要があります。そこで、リソースが限られている個人事業主でもできるホームページ集客に必要なマーケティング方法を紹介していきます。

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まずはたった一人の顧客を徹底的に分析する

一般的なマーケティング活動では、多くのユーザーを分析し、性別や年齢、趣味・志向等といった属性でセグメントして、それぞれに合ったアプローチしていると思います。しかし、多くの個人事業主は、マーケティング専門の部署があるような企業のように人やお金といったリソースを割けないことが多いです。私の事務所も同じようにマーケティング専門の部署は無く、少ないリソースで日々顧客・市場分析を行っています。

できれば人やお金といったリソースを確保して、しっかりとマーケティングをしていきたいと考えていましたが、創業当初は現実的に難しいので、サービスを利用してくれているユーザー一人をピックアップして分析することにしました。

私の場合はホームページ制作と運用がメインのサービスになりますので、以下の点を顧客との会話でさりげなく、ヒアリングしました。

・事業を始めた理由

・現在の顧客獲得ルート

・サービス利用のきっかけ

・サービスを選んでくれた理由

・現状の悩み

・競合とどこを比較していたか

・どのような検索キーワードを使って調べていたか

・サイトではどのような点を判断基準にするか

・価格は妥当だったか

・どのようなサービスを期待しているか

等、サービス提供をしながら、多くの質問をしました。

時間をかけて、会話の中で質問を織り交ぜて引き出していました。

顧客との関係性にもよりますが、直接聞かれるよりは、会話の中で自然に引き出すと本音が出ると思います。

基本的には本格的なホームぺージを立ち上げる前に、創業当初、知り合いの紹介で成約に至った顧客に聞くと、後々ホームページ制作に役立てられるかと思います。

たった一人の顧客でも多くの情報を引き出すことができます。よっぽど特殊なユーザーでな限り、今後自社の顧客となるユーザーと同じ属性を持っていると考えても最初は問題ありません。

競合を回避するキーワードの選定

顧客分析をもとに今度は上位表示を狙っていくキーワードの選定をします。ここが一番重要で、間違うと上位表示されるまで時間がかかるか一生上位表示されない可能性があります。おそらく、現在では、本当に狙いたいキーワードは大手企業や優秀なアフィリエイター達が立ちはだかっているかと思います。競合性にもよりますが、本当早くても3ヶ月はかかると思います。

一般的なキーワードのピックアップ方法ですが、「グーグルキーワードプランナー」や「グーグルトレンド」、「関連キーワード取得ツール」等からのピックアップが主流です。

しかし、「グーグルキーワードプランナー」はリスティング広告に出稿していないとかなりアバウトな検索ボリュームでしか、教えてくれませんので、競合性が高いかどうか判断が難しいです。また、競合性が低いキーワードが出てこない場合もあります。

ちなみに私も創業当初は結果を出すことに焦って競合性が高いキーワードから試みようと思いましたが、かえって遠回りになる可能性がありますので、本当に競合性が低いキーワードから徐々に上位表示をしていくような計画を立てました。

そのために、【 1.まずはたった一人の顧客を徹底的に分析する 】で記載した活動に加え、自社サービスができることや提供できる価値を箇条書きで羅列して、その後、箇条書きしたワードを検索エンジンで調べて、上位表示されているサイトを確認して、キーワードを選定しました。

ちなみに、キーワード選定の基準ですが、下記に紹介します。

「サイトの内容がキーワードと一致しているサイトが多いかどうか」のみです。

ユーザーファーストの観点から考えると、ユーザーが検索したキーワードの一致率が低いサイトは上位表示されにくいです。自分がユーザーの立場になって本当にそのサイトで悩みが解決できるかどうか考えながら、キーワードの競合性を判断しました。「自分ならこうやって書くな」って思えるサイトが1ページに多く表示されていたら狙い目です。

まずは、自分のホームページを何かしらのキーワードで上位表示されていることが、サイトパワーを高め、それが自信にも繋がり、継続できます。

私はホームページ公開後、「ストーリーテリング」といったキーワードを含めた検索クエリでの上位表示を狙い、公開後2週間程度で「ストーリーテリング ホームページ」といった検索クエリ1ページ目に表示されるようになりました。

なるべく競合と被らないコンテンツを作る

対策するキーワードの選定後は、そのキーワードで検索するユーザーの検索意図に応えられるようなコンテンツを作っていきます。

ここで、上位表示されるためには、競合と被らずかつ検索意図に応えることです。

非常に難しいですが、同じようなサービスや商品でも必ず競合と違った部分があり、それが、USPとなります。どのような切り口でコンテンツを作っていくべきかは自社分析をしながら、競合と差別化するための要素を徹底的に洗い出します。

そして、私の経験上、例えば近隣のエリアに多数の居酒屋があったとしても、必ずUSPがあり、顧客から選ばれているポイントは異なります。それはたった一人の顧客を分析することでも見つかるかもしれません。

また、第三者に客観的な視点からアドバイスをもらいながら進めていくのもいいでしょう。とにかく、「顧客分析」「自社分析」「競合分析」はどのようにして、競合と闘わずして活化ということが見いだせるまで続けることが大事です。

コラム執筆者

ポエムストーリーズ 代表 水谷竜也

連絡先:080-7019-0314

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